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#21:サトシ(その4)

#21






私のまだ濡れきっていない蜜壷で、サトシの熱くて硬いモノが擦れる。


擦れるたびに蜜壷の中がじんわりと熱くなっていくのが分かる。


根元まで挿し込まれたサトシのソレは、腰を揺らすたびに私の蜜壷の奥を刺激した。


痛みはいつの間にか薄れ、熱さだけが私を支配していく。


蜜壷の中で愛液が溢れ出し、サトシの硬くなったモノをねっとりと包み込んでいった。




「あっ……あんっ…」




サトシの腰の動きが激しくなり、塞がれていた唇が離れ、私の喘ぎ声が化粧室に響き渡った。


すかさず、サトシの空いた手のひらが私の口を覆い、響き渡る声を塞ぎ込んだ。




「感じすぎなんだよ…いやらしい声出して」




掠れたサトシの声が私の耳元に囁かれ、その声にまた感じて濡れる…


サトシの大きな手のひらは、私の鼻と口を塞いで、声どころか息さえも出来ずに、私は苦しくなって全身に力を込めた。




「……し…まる」




サトシの口から漏れる艶かしい声に、私の蜜壷がピクンと痙攣する。


それと同時に愛液も溢れ出し、私の意識が離れていこうとした。




「…イ…ク…」



覆われた手のひらの中で、私は声にならない言葉を呟く。


その瞬間、頭の中で火花が散り、弾けたように意識が飛んだ。


初めて迎える快感に、私の蜜壷はヒクヒクと痙攣を繰り返す。


私が絶頂を迎えると、後を追うようにサトシも「うっ」と声を出して、精を吐き出した。


白く濃い液体が私の秘部に降りかかり、繋がれたサトシと私の体は離された。


化粧台の上に座らされた私の体は、絶頂と共に全身の力が抜け、不安定な状態になった。


大きく肩で息をするサトシが、私の体を支えるように抱きしめてくれた。


ハァハァという声とムッとするような快楽を吐き出した匂いが、化粧室中に立ち込めて、淫靡な空間を作り上げた。


…と、その時だった。


サトシの唇が私の唇に触れようとした時、「サトシ」と呼ぶ馴染みのある声が私達の耳に届いたのだった。






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