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#38:サトシ(その21)

#38






サトシの熱く硬いモノを受け入れる前に、十分に濡らされた蜜壷は、すんなりとサトシを受け入れた。


サトシのモノが挿し込まれるたびに、溢れ出る愛液の音だけが静かな部屋に響いた。


その卑猥な音は、私達を更に興奮へと導いていく。


サトシの腰の動きが速くなり、サトシのモノが蜜壷から離れないように、私の腕はしっかりと腰に添えられた。




「…はあぁぁぁぁん…」




サトシが激しく腰を打ち付けるたびに、私の唇からあられもない声が零れる。


押し殺していた筈の私の声は、幾度も押し寄せる快楽の波に、いつの間にか解放されてしまっていた。


蜜壷の卑猥な音と私の声が入り交じったこの部屋は、淫靡な空間と化していた。


私が喘ぐ声を零すたび、その声に反応するようにサトシのモノは、私の蜜壷の中で大きくなっていく。


その度に、サトシのモノが肉ひだに擦りつけられ、私の蜜壷はビクンビクンと痙攣する。




「また、イキそうなんだろ?」




息を弾ませながら、意地悪そうに訊いてくるサトシの顔を見ると、すぐにイキそうになるのを見透かされてる気がして、私は何も言わずサトシの唇に自分の唇を押し当てた。


それが私の返事だと思ったサトシは、押し当てられた唇を割って、唾液で濡らされた舌を無理矢理差し込んできた。


無防備だった私の舌に、サトシの舌がねっとりと絡まって、私は夢中でサトシの舌に絡みついた。


サトシの熱く硬いモノを蜜壷に挿し込まれ、唇を吸われ、快楽を放出する場所を塞がれてしまった私は、一気に高みへと押し上げられた。




「うっ…うぅぅん………イ…クッ…イっ……ちゃう」




「思いっきり…イケよ。…俺も持ってかれ…そうだ」




サトシが艶かしく呟いた時、私の頭の中で花火が散って、蜜壷からは愛液が吹き出した。


ハァハァと二人の息遣いが部屋中に響き、サトシの放出した精は私の太腿を濡らした。


倒れこむように私の体に覆い被さって来たサトシの体は、うっすらと汗が滲んでいて、私の肌に吸い付いた。


重なり合う二つの体は暫くの間、動けずにいた。


ようやく顔を上げたサトシが私にくれたものは、まだ荒い息が漏れる唇を愛おしむように重ねてきた口づけだった。






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