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#90:堕天使(その9)

#90






俺は静かな寝息をたてるまひるの隣で眠りに堕ちた。


あどけないまひるの寝顔を見たせいだろうか…


俺はぼんやりとする意識の中で、夢を見ていた――




「サトシ…」




俺の名前を囁いているのは、まひるだった。


その柔らかい声は俺の耳元をじんわりと包み込み、熱い吐息をかけてきた。


熱い吐息は俺の背中をゾクリとさせ、体を震わす。


敏感になった俺の肌に、まひるは容赦なく生温かい舌を這わせてきた。




「まひる…」




思わず俺はまひるの名前を呟くと、その柔らかい肌をしっかりと抱きとめる。


俺の腕に抱きとめられたまひるは、天使のような笑みを浮かべていた。


その天使のようなまひるの笑みに吸い寄せられた俺は、夢中になってまひるの肌に唇を落としていった。


いつの間にか、まひるの白い肌に、俺の落とした幾つもの痕が紅く残されていく…




「あ…ん…」




まひるの掠れた喘ぎ声が俺の耳に届いた時、俺は異常なまでに興奮している自分に気付いた。


昂る自分を抑えきれず、まひるのピンク色に染まった胸の膨らみを両の手で激しく揉みしだいていった。


俺の手の動きに合わせるように、まひるの喘ぎ声がだんだんと大きな声に変わっていく。


その声を塞ぐように、俺はまひるの唇に自分の唇を重ねると、微かに開いた隙間から舌を挿し込んだ。


俺の舌が挿し込まれた瞬間、まるでそれを待っていたかのように、まひるの生温かい舌が絡みついてきて、クチャクチャといやらしい音をたてる。


その音に反応するかのように、まひるの下半身がピクリと動き出したのだった。


まひるの体に覆い被さった俺は、閉じられた下半身を膝を使ってゆっくりとこじ開けていく。


太腿に俺の膝が割り込んだ時、まひるの蜜壷から溢れてきた愛液が、俺の肌を湿らせていった。


俺はすかさず、その濡れそぼった下半身に手を伸ばすと、茂みに隠れた蕾を指先で探し当てた。




「あんっ!」




俺の指が触れた途端、まひるの腰がビクンと震える。


その反応が艶かしくて、俺はまひるの蕾に指の腹を押し当て、夢中になって捏ねくり回した。




「…やっ…だ、ダメ…そんなに…しちゃ…」




息のあがったまひるの声が、更に俺の昂ぶりを刺激してくる。


俺はまひるの喘ぐ姿を見つめながら、愛液が滴る蜜壷に一気に2本の指を挿し込んだのだった。






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